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・・・2号にあたっては前号に記録することができなかった全国的にも珍しいともいわれている末子相続の実態を重点におき、民俗芸能というべきか崎津諏訪神社縁起、それに伝承として隠れキリシタンにかかわる古文書等を取り上げてみることに致しました。
特に、母系相続の名残ともいわれる末子相続とは、私を始め多くの皆さんもおそらく昔の家族構成、即ち一家に平均4〜5名子供がいたが、上から順次手に職をつけさせ、口減らしともなる分家をさせるため、必然的に末子相続が行われていたと考えていらっしゃったのではないかと思いますが、本誌を読んで戴ければ末子相続がいかなる理由で実行されていたのかお解りになるのではないでしょうか。
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